2015年10月19日

インプラント

今まで全然ブログ書かなかったのに、なんだか急に勢いづいて今日も書いてます。

先日、「「インプラントはしないほうがよい」と人から聞いたけど本当ですか?」とおっしゃった患者様がいらっしゃいました。

確かに、近頃某週刊誌などで「インプラント治療の危うさ」といった記事が掲載されているのをよく目にします。
読んでみると必ずしも「インプラント否定論」の内容ではなく、そのメリット、デメリットがきちんと紹介されているのですが、インパクトの強い見出しに何となく「インプラントはちょっと危険な治療」のイメージが先行してしまっている気がします。

私としては非常に残念な気分です。

インプラントは決して悪いものではありません。
インプラントを埋入するのに十分な患者の口腔内条件がそろっていればその価値を非常によく発揮できるものだからです。
現在のところ高価なのがつらいところですが、それなりの価値はあります。

実際、私自身インプラントの恩恵を受けています。
数年前に右下の奥歯2本分にインプラントを入れました。
長い間ブリッジがかかっていたところですが調子悪く、つらい時期が続き結局抜歯しインプラントを埋めることになりました。最初は本当に大丈夫なのか?という疑問も抵抗もありましたが、いざ、埋めて噛めるようになると自分の歯とほとんど同じ感覚!!!
それまでインプラントに懐疑的だった私にとっては衝撃的でした。

確かに、雑誌に取り上げられているように失敗によってつらい思いをなさっているケースもあるようですが、その適応をしっかりと吟味して無理な施術を行わなければ、治療法を選択する際にオプションのひとつとして考えて良いものだと思います。
(誤解のないように書きますが、私は決してインプラントを強く勧めているわけではありません。ただ最初から否定する必要はないとお伝えしたいのです。)

私のように若くして歯をなくされた方、隣の無傷な歯を削ってブリッジをかけたくない方、嘔吐反射がひどくて入れ歯が入れられない方、あごの骨がゴツゴツボコボコしていて入れ歯を入れることができない方などインプラントによって助かるケースもあります。

ただしインプラントは埋めてから噛めるようになるまで期間もかかりますし、費用もかかります。またその後のセルフケアもしっかりとできる方でなければインプラントをお入れすることはできません。よく説明を聞いて、十分納得された上で受けていただきたいと思います。

余談ながら、当クリニックでは私のほか、東大病院口腔外科、あるいは三井記念病院口腔外科から経験豊富なDrにきていただきインプラントのオペを行っております。ご関心がおありでしたら安心してお声をおかけください。
posted by ひろい歯科 at 22:19| Comment(0) | 日記
この記事へのコメント